ベルガモット

日常とジャニーズWESTについて

私と事務所〜お別れ編〜

前回からの続きです。

ある時、こんなニュースを耳にしました。



「Hey!Say!JUMPというグループがデビューする」






目の前が真っ暗になりました。メンバーを見てまず最初に思ったことは、
「何だこのグループは」でしたね。正確に言うと「何で翔央と太陽くんがいないの?何で別々のグループのメンバーを混ぜるの?ハッシーや他のJ.Jの子達はどうなるの?」みたいな感じでした。

でも、それ以上に


Ya-Ya-yahはこれからどうなるの???」という想いの方がずっとずっと強かったです。

今となって考えると、ジャニーズの中で他のグループ同士が複合することも、メンバーから外される人がいることも珍しいことではありません。実際、生田斗真くんの様に嵐から外されてしまった人でも俳優としてお仕事をしている人もいます。風間くん、屋良くんも同様に。

それにJUMPのみんなは何も悪くないですもんね。事務所が決めたことだから。

親にも仕方のないことだと言われました。ですがまだ14歳だった私にはそんなこと到底理解できなくて。信じられなくて。受け入れることなんてできませんでした。

あまりにも悲しい。でも誰にも言うこができなかった私は、泣きながら毎日毎日ノートに自分の想いを書き殴っていました。


そんなことを思いながら少クラのクリスマススペシャル観ていた時です。番組内のリクエストコーナーで「Ya-Ya-yahが大好きです。ぜひ曲を流してください。」というお便りを紹介されている時、ふと薮くんと光くんがカメラに抜かれていたんです。

お便りの内容に2人共険しい顔で頷いていました。その時あまりにも内心複雑で、葛藤してどうにもならなく悩んでいる様子が表情にでていたのを覚えています。

それを観て私は「本人たちが1番悩んでいるのに悲しんでいる場合か」と思い直しました。まあ実際どう思っていたのかは分かりません。あくまで私にはそうみえただけですから。

結果、私はどうであれ彼らを応援していこうと思いました。デビューはとてとおめでたいことだし、念願の夢が叶ったんですからね。ある程度気持ちにも整理がつき、前と変わらず雑誌を買ったりCDを買ったり中学3年の時はコンサートにも行きました。とても素晴らしかったです。



しかし、時が経てば経つほど比例するように違和感は増していくばかり。


ある時ふと思ったんです。やっぱり違うと。何がきっかけだったかは覚えていません。ただ、『真夜中のシャドーボーイ』が発売された時期あたりだったことは覚えています。薮くんと光くんを見て「何でこの人たちはJUMPにいるんだろう。」と。

そう思った瞬間、スッと冷めきった気がしました。今まで応援していたみんなをみても何も思わなくなり、「ジャニーズ」そのものに魅力を感じなくなってしまっている自分がいました。あまつさえ、「ジャニーズ」という会社そのものを憎む気持ちさえ芽生えました。よほど、Ya-Ya-yahの時のショックが拭いきれていなかったんでしょうね。自分の中で切り替えていたつもりがそうではなく、ただ単に悲しさから逃げたくて無理やり好きになろうとしていたのかもしれません。


こうして私はしばらく「ジャニーズ」というキラキラした世界とお別れをしました。

身勝手な言い方ではありますが、
私はジャニーズに傷つけられ絶望を感じました。しかし数年経ち、その傷を癒しそして再び夢を見せてくれたのもジャニーズでした。


この記事を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。少しの絶望&再開編に続きます。もしよろしければコメントなど頂けるとありがたいです。ではまた。